三日月(読み)みかづき

  • crescent
  • みかずき
  • 三日月 crescent moon
  • 書名

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

佐賀県中部,小城市北東部の旧町域。佐賀平野のほぼ中央にあり,佐賀市の西に接する。 1969年町制。 2005年芦刈町,牛津町,小城町と合体し小城市となる。米作が主で,ミカン,野菜も産する古くからの農業先進地域。条里制遺構がみられる。土生遺跡 (はぶいせき) は国の史跡
兵庫県西部,佐用町南東部の旧町域。千種川の支流志文川流域にある。 1934年町制。 1955年大広村と合体。 2005年佐用町,上月町,南光町と合体して佐用町となった。地名北条時頼がこの地に3ヵ月滞在したことに由来。中心集落の三日月は森氏1万 5000石の陣屋町,出雲街道 (国道 179号線) の要地として栄えた。果樹栽培,酪農養鶏など近郊農業が中心。最明寺は時頼ゆかりの寺院で,国指定重要文化財の北条時頼坐像 (木造) がある。
から3日目頃の細い上弦の月をいう。日没後の西空に見え,まもなく地平線下に沈む。

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デジタル大辞泉の解説

陰暦で3日の夜に出る細い弓形の月。また、その前後の、月齢の若い月。 秋》「―や膝へ影さす舟の中/太祇
三日月形」に同じ。
[補説]書名別項。→三日月
村上浪六小説。明治24年(1891)、校正係として勤めていた「郵便報知新聞」の日曜版付録「報知叢話」に発表した処女作で、読者の好評を得て著者は小説家となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

日没後の西の空低くにかかる鎌のように細い月をいう。月は一般に朔(新月)を含む前後3日間は見えず,旧暦3日にはじめて見えることが多い。なお,新月時の月面は満月から地球がうけるよりも80倍も強い地球の照返しをうけると計算されるが,新月に近いこのころの月も地球の強い照返しのために,直接太陽に照らされない球面がほのかに青白く見える。【森

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大辞林 第三版の解説

陰暦の月の三日目に出る月。また、その前後の細長い弓形の月。特に陰暦八月三日の月についていう。 [季] 秋。
能面の一。男性の幽霊面。目に金環がはめてあり、超人間的な威力を表す。「鍾馗」の前ジテ、「船弁慶」の後ジテなどに用いられる。 → あやかし

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精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 〘名〙
① 陰暦で、毎月の第三日の夜に出る月。その月になって三日めごろに出る細い月。新月。眉月(まゆづき)。また、広く一般的に陰暦の月末と月初め頃に出る細い月。
※万葉(8C後)六・九九四「大伴宿禰家持初月歌一首 振仰(ふりさ)けて若月(みかづき)見れば一目見し人の眉引(まよひき)思ほゆるかも」
※蔭凉軒日録‐延徳二年(1490)正月三日「終日有細雨。以故三日月在雲中見」
② 特に、陰暦八月三日の夜の月。《季・秋》
※俳諧・山の井(1648)秋「三日月やあさひるいねて宵まとひ」
※万葉(8C後)六・九九三「月立ちてただ三日月(みかづき)の眉根(まよね)掻き日(け)長く恋ひし君に逢へるかも」
④ 女子の眉毛の異称。みかづきまゆ。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)一「三日月を二つこそげるおしい事」
⑤ 「こづめ(小爪)②」のこと。
⑥ 遊里で、遊女が最初にちょっと顔を出しただけで、それ以後まったく姿を見せないこと。また、その遊女。三日月女郎。
※常磐津・帯文桂川水(お半長右衛門)(1796)「さまはさんやの三日月さまよ、宵にちらりと手拭にべにのついたを見たばかり」
⑦ 紙燭(しそく)のあかりを、①の形に見せるもの。〔万宝鄙事記(1705)〕
⑧ 能面の一つ。怨霊(おんりょう)を表わした男面。「舎利(しゃり)」などの前ジテ、「船弁慶(ふなべんけい)」「田村」「項羽」などの後ジテに用いられる。「高砂」「弓八幡(ゆみやわた)」などの神舞物の後に替面(かえめん)として用いられることもある。
⑨ 弁才船など、近世の大型荷船の艫屋形の軒にある①の形をした破風(はふ)の俗称。〔菱垣廻船歓晃丸図解略説(1911)〕
[2] 葉茶壺の一つ。大名物。呂宋(るそん)壺の類で、大瘤(ふく)れが七つあり、少し傾いた姿なので、この名がある。本能寺の変で焼失。

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世界大百科事典内の三日月の言及

【月】より

…新月の月は太陽とほぼ同じく東の空から出て夕方西の空に入る。これから3日ほどたつと西のほうだけが輝く三日月になり,夕方太陽の沈んだ直後に西の空に見える。新月から1週間もたつと半分だけ輝く上弦の半月になり,夕方太陽が西に沈むころに南中する。…

※「三日月」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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