沖にも付かず磯にも離る(読み)おきにもつかずいそにもはなる

精選版 日本国語大辞典 「沖にも付かず磯にも離る」の意味・読み・例文・類語

おき【沖】 にも 付(つ)かず磯(いそ)にも離(はな)

  1. よるべのないことのたとえ。どっちつかずの状態でいるさま。沖にも磯にも寄り着かず。
    1. [初出の実例]「皆吉野の王命に順て、今更武家に付き順ふべしとも見えざりければ、澳(ヲキ)にも不著磯(イソ)にも離(ハナレ)たる心地して」(出典太平記(14C後)二八)

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