沙弥・沙弥尼(読み)しゃみしゃみに

日本大百科全書(ニッポニカ) 「沙弥・沙弥尼」の意味・わかりやすい解説

沙弥・沙弥尼
しゃみしゃみに

仏教において、若くして出家(しゅっけ)し、十戒(じっかい)を守っている者で、具足戒(ぐそくかい)を受けて比丘(びく)・比丘尼(びくに)になる以前の徒弟僧侶(そうりょ)のこと。沙弥はサンスクリット語のシュラーマネーラśrāmaeraに、沙弥尼は同じくシュラーマネーリカーśrāmaerikāに相当する音訳語で、努め励む者の意である。勤策(ごんさく)、勤策女(ごんさくにょ)などと漢訳する。沙弥は男性で、20歳になれば比丘になることができる。沙弥尼は女性で、18歳になれば式叉摩那(しきしゃまな)(正学女(しょうがくにょ))になることができる。なお、わが国では妻帯した僧を俗に沙弥と称する。

[辛嶋静志]

『平川彰著『原始仏教の研究』(1964・春秋社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 原始仏教 研究

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む