日本歴史地名大系 「河面牧」の解説 河面牧かわものまき 兵庫県:宝塚市川面村河面牧武庫(むこ)川左岸一帯にあった平安時代の牧。この地域は右馬寮に属する為奈野(いなの)牧(延喜式)の西部と重なる。「貞信公記」天暦二年(九四八)七月三日条に「河面牧内山下取巣鷹一聯」とみえ、藤原忠平が河面牧で得た鷹を朱雀上皇に献じていることから、当牧は摂関家に属する私牧であったと考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by