油展ゴム(読み)ユテンゴム

化学辞典 第2版 「油展ゴム」の解説

油展ゴム
ユテンゴム
oil extended rubber

不揮発性石油系の油を混合した合成ゴムをいう.重合度の高い合成ゴムは粘度が高く,加工性が悪く,一般的に実用性が乏しい.製品の物理的性質をあまり低下させずに加工性を改善するために,比較的安価な油を混合したもので,さらに多量の充填剤を混合して,自動車タイヤでも,とくに強度を要しない軽量車用に使用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む