精選版 日本国語大辞典 「泌乳」の意味・読み・例文・類語 ひつ‐にゅう【泌乳】 〘 名詞 〙 乳腺から乳の分泌が起こること。乳の分泌は発情ホルモン・黄体ホルモンによって乳腺が発達し、脳下垂体前葉から泌乳刺激ホルモン(黄体刺激ホルモン)が乳腺に作用して起こる。ひにゅう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の泌乳の言及 【哺乳】より …またクジラ類の唇も動かすことができず,子は乳房をつついて出た乳を飲む。 哺乳には,まず泌乳すなわち乳腺から乳が出ることが前提だが,これの開始にはプロラクチン,副腎皮質刺激ホルモン,成長ホルモン,持続にはそのほかにオキシトシンといったホルモンが必要である。親の側の授乳行動は,ヒトを除けば,とくに手を貸すという要素はなく,子が吸乳できるようじっとしていることにつきる。… ※「泌乳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by