法曲率(読み)ほうきょくりつ(その他表記)normal curvature

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「法曲率」の意味・わかりやすい解説

法曲率
ほうきょくりつ
normal curvature

曲面 S をその上の1点 P(xx(uv), yy(uv), zz(uv)) ( uv は曲面上の曲線座標) における法線 PN と,接方向ベクトル dudv を含む平面で切れば,切り口に1つの平面曲線が得られ,その点P における曲率
で与えられる。これを,この曲面 S の,点P における接方向ベクトル dudv に関する法曲率という。ただし EFG はこの曲線の第1基本量,LMN は第2基本量である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android