波穂(読み)ナミホ

デジタル大辞泉 「波穂」の意味・読み・例文・類語

なみ‐ほ【波穂】

波の頂。波がしら。なみのほ。
「則ち―を踏んで」〈神武紀〉

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精選版 日本国語大辞典 「波穂」の意味・読み・例文・類語

なみ‐ほ【波穂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「穂(ほ)」は高く目立っているもの。「なみお」とも ) 波の高く立った所。波のいただき。なみがしら。波の穂。波のすえ。なみほほ。
    1. [初出の実例]「其(か)の秀起(さきた)つる、浪穂(ナミヲ)の上(うへ)に、八尋殿(やひろとの)を起(たて)て」(出典日本書紀(720)神代下(兼方本訓))

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