泣いた赤鬼(読み)ナイタアカオニ

デジタル大辞泉 「泣いた赤鬼」の意味・読み・例文・類語

ないたあかおに【泣いた赤鬼】

浜田広介による童話人間と友だちになりたい赤鬼と、彼が人間と仲良くなれるよう悪者役を引き受ける青鬼友情と別れを描く。
[補説]昭和8年(1933)の児童誌初掲載時の題は「おにのさうだん」だった。翌、昭和9年(1934)に別の児童誌に掲載された際の題は「鬼の涙」で、初めて「泣いた赤おに」の題があらわれたのは昭和12年(1937)だった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android