赤鬼(読み)アカオニ

デジタル大辞泉 「赤鬼」の意味・読み・例文・類語

あか‐おに【赤鬼】

仏教陰陽道に基づく想像上怪物人間の形をして、頭には角を生やし、全身が赤い。地獄に住むという。→1

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精選版 日本国語大辞典 「赤鬼」の意味・読み・例文・類語

あか‐おに【赤鬼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 地獄で罪人を責め苦しめるという赤い鬼。
    1. [初出の実例]「赤鬼の白たうさきして、物おそろしげなるが大なる声して」(出典:類従本撰集抄(1250頃)八)
  3. 検事をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧(1915)〕
    1. [初出の実例]「アカ鬼(検事)にもうじきお目にかかれらあ」(出典:いやな感じ(1960‐63)〈高見順〉二)

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デジタル大辞泉プラス 「赤鬼」の解説

赤鬼〔戯曲〕

野田秀樹による戯曲NODA・MAP(野田地図)の番外公演として、1996年に初演。のちにタイイギリス韓国でも各国語バージョンが上演され、好評を博した。英題「RED DEMON」。

赤鬼〔商品名〕

北海道、株式会社わかさいも本舗が製造する地ビール。「鬼伝説」シリーズ。レッドエールタイプ。

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