泣き上げる(読み)なきあげる

精選版 日本国語大辞典 「泣き上げる」の意味・読み・例文・類語

なき‐あ・げる【泣上・鳴上】

  1. 〘 自動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]なきあ・ぐ 〘 自動詞 ガ下二段活用 〙 声を高くあげてなく。なきたてる。
    1. [初出の実例]「犬のもろ声にながながとなきあげたる、まがまがしくさへにくし」(出典:枕草子(10C終)二八)
    2. 「病人はまた捨てていってくれと云って泣き上げる」(出典:時間(1931)〈横光利一〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む