泣節(読み)なきぶし

精選版 日本国語大辞典 「泣節」の意味・読み・例文・類語

なき‐ぶし【泣節】

〘名〙 哀れをそそり、泣かせる節回し。また、その歌。
浄瑠璃・花山院后諍(1673)三「御とし十七にしてあしたの露と消へ給ふ、よしかねこれなり上ろう達。なきぶしこれはこれはとはかりにて、しはし消え入給ひける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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