朝日日本歴史人物事典 「洞仙院」の解説
洞仙院
室町時代,播磨・備前・美作の守護赤松政則の妻。政則は嘉吉の乱(1441)後,没落していた家運を再興したが,その跡を継いだ義村は老臣浦上氏に実権を握られ,洞仙院とも不和となった。そのため国中の政治は洞仙院と義村の室が執り行っていたとされる。<参考文献>田端泰子「戦国期女性の役割分担」(『日本女性生活史』2巻)
(西尾和美)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...