津軽打刃物(読み)つがるうちはもの

事典 日本の地域ブランド・名産品 「津軽打刃物」の解説

津軽打刃物[金工]
つがるうちはもの

東北地方、青森県の地域ブランド。
弘前市で製作されている。津軽では古くから藩政時代から農具包丁・鋏などが生産されていた。現在も伝統的な火造り、泥塗りなどの焼き入れ技術で、優れた切れ味をもち耐久性に富んだ刃物が生み出されている。青森県はりんご産地であるため、剪定鋏需要も多い。2008(平成20)年、新しい世代に伝統刃物の良さを伝えるため、職人たちが「▼情張鍛人▲じょっぱりかぬち▼」プロジェクトを開始。情張とは、津軽弁で頑固者の意。青森県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「津軽打刃物」の解説

津軽打刃物

青森県弘前市で生産される打刃物。県の伝統工芸品に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android