流動角礫岩化作用(読み)りゅうどうかくれきがんかさよう(その他表記)flow brecciation

岩石学辞典 「流動角礫岩化作用」の解説

流動角礫岩化作用

熔岩下部にある熔融状態の熔岩が前に移動するために,熔岩の冷却した殻が壊れて形成された自角礫岩(autobreccia)の一種である.岩石は角礫岩状の集塊熔岩となる.アア熔岩流には普通に見られる[Mellor : 1909, Schieferdecker : 1959].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android