浄土江遺跡(読み)じようどえいせき

日本歴史地名大系 「浄土江遺跡」の解説

浄土江遺跡
じようどえいせき

[現在地名]宮崎市浄土江町

宮崎市街地が形成される沖積地に点在する微高地上に立地する。数次にわたる発掘調査で三十数軒の竪穴住居跡が検出されている。住居跡内からは大量の土器類が出土し、宮崎平野部の土器編年研究に欠かせない資料となっている。住居跡群は重複関係や出土遺物により三期に区分される。第一期は方形住居の中央部に炉を有し、古式須恵器を模倣した土師器が出土しており、六世紀前半に位置づけられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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