浅草山川町(読み)あさくさやまかわちよう

日本歴史地名大系 「浅草山川町」の解説

浅草山川町
あさくさやまかわちよう

[現在地名]台東区浅草七丁目

浅草金龍山下瓦あさくさきんりゆうざんしたかわら町の北西山谷さんや堀の南側にある片側町。西は浅草今戸あさくさいまど町飛地、南は待乳まつち聖天しようでん宮。起立年代などは不明。享保元年(一七一六)の分道江戸大絵図に「山川丁」とみえる。規模は東西一町二二間、南北は西側が八間二尺、東側が九尺。町内は神田川常浚上納地および湯島聖堂脇御薬園(現文京区)ほか一〇ヵ所の辻番請負助成地で、町屋敷坪数四一一坪のうち辻番助成地一三九坪余・常浚上納地二七二坪であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android