浅草西三筋町(読み)あさくさにしみすじまち

日本歴史地名大系 「浅草西三筋町」の解説

浅草西三筋町
あさくさにしみすじまち

[現在地名]台東区三筋みすじ一―二丁目

浅草元鳥越あさくさもととりごえ町の北にある。この付近はもと鳥越明神境内の一部であったが、元和八年(一六二二)大番組屋敷地と書院番組屋敷地(南北に二ヵ所)となった。大番組屋敷地と書院番組屋敷地一ヵ所は浅草元鳥越町浅草寿松院あさくさじゆしよういん門前より北方へ細長く延び、屋敷間には東・西・中の三本の道があって区分されていたことから、この地域の里俗名を三筋町といっていた(「御府内備考」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android