浜御殿(読み)ハマゴテン

デジタル大辞泉 「浜御殿」の意味・読み・例文・類語

はま‐ごてん【浜御殿】

江戸時代から明治時代にかけての、浜離宮別称。御浜御殿。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浜御殿」の意味・読み・例文・類語

はま‐ごてん【浜御殿】

  1. 江戸時代から明治時代、浜離宮の別称。
    1. [初出の実例]「入海の蜃気楼なり浜御殿」(出典:雑俳・柳多留‐七四(1822))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の浜御殿の言及

【浜離宮庭園】より

…もと将軍家の鷹狩の場所であったが,〈甲府宰相〉松平綱重の別邸となり,甲府屋敷といわれた。その子の家宣が6代将軍となるに至って浜御殿と称し,ふたたび将軍家の別墅(べつしよ)となる。大改修が行われ,現存のような庭園になったのは家宣が将軍職についた1709年(宝永6)ころで,中島茶屋,海手茶屋,観音堂,庚申堂などはこのころ建てられたと思われる。…

※「浜御殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android