浦州の鳥(読み)うらすのとり

精選版 日本国語大辞典 「浦州の鳥」の意味・読み・例文・類語

うらす【浦州】 の 鳥(とり)

  1. 浦州にいる水鳥。その鳥が落ち着きなく歩きまわっているように心の落ち着かないさまのたとえにいう。
    1. [初出の実例]「ぬえ草の 女(め)にしあれば わが心 宇良須能登理(ウラスノトリ)ぞ」(出典古事記(712)上・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android