浦廻(読み)ウラミ

デジタル大辞泉 「浦廻」の意味・読み・例文・類語

うら‐み【浦×廻/浦回】

《「み」は動詞「み(廻)る」の連用形から。曲がりめぐること、また、そのようになっている地形
舟で浦を漕ぎ巡っていくこと。
藤波仮廬かりほに造り―する人とは知らに海人あまとか見らむ」〈・四二〇二〉
海岸の湾曲した所。うらわ。うらま。
大和路の島の―に寄する波間あひだもなけむが恋ひまくは」〈・五五一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android