浦舟(読み)うらぶね

精選版 日本国語大辞典 「浦舟」の意味・読み・例文・類語

うら‐ぶね【浦舟】

  1. 〘 名詞 〙 浦の辺りを往来する舟。
    1. [初出の実例]「秋津島漕ぎ離れ行く浦ふねはいくへか春の霞へだつる〈藤原顕広〉」(出典:後葉(1156頃)旅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android