浦辺郷(読み)うらべごう

日本歴史地名大系 「浦辺郷」の解説

浦辺郷
うらべごう

平安時代にみえる郷名。保延四年(一一三八)一月二三日に「揖東郡浦辺郷鈴上寺」住僧仁厳が書写した大般若経奥書(龍門文庫善本書目)がある。円教寺一日大般若経巻四九八(日本古写経現存目録)には同年月日のこととし「揖東郡浦山郷鈴山寺」住僧仁厳筆とある。浦辺郷と浦山郷、鈴上寺と鈴山寺は同一と考えられ、現揖保川(いぼがわ)町の浦部(うらべ)が遺称地と思われるが、浦部は江戸時代には揖西(いつさい)郡に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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