浦遠し(読み)うらとおし

精選版 日本国語大辞典 「浦遠し」の意味・読み・例文・類語

うら‐とお・し‥とほし【浦遠】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 浦から遠い。浦が遠い。また、浦が遠く長く続いている。
    1. [初出の実例]「うらとほみ問ひ来る海人の栲縄は沈む身ながらあはれとぞみる」(出典:斎宮女御集(985頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android