浮動株(読み)ふどうかぶ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

浮動株

安定保有されている株式ではなく、投機的利益を得ることを目的として、常に市場で売買されている株式のこと。株式市場で絶えず流通する株式で、金融機関や企業同士の持ち合いや親子関係の株式など、株主が固定されてない株式のことを指す。2006年6月から、東証東証株価指数(TOPIX)を「浮動株」を基準とすることに移行。東証1部の全銘柄を機関投資家などの資金で一斉に買い付けると、市場に流通する株券が少ない銘柄は需要が本質以上に高まってしまい、需要と供給のバランスが崩れて株価の乱高下が起こりやすくなるため、浮動株に比例させる指数の導入に至った。

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知恵蔵の解説

浮動株

発行済み株式のうち、経営陣、関係会社、金融機関などの安定株主に保有されて市場で売買が行われない株式を除いた、実際に市場で取引されている株式。浮動株が少ないと、わずかな取引によって株価が乱高下することがある。東京証券取引所では東証株価指数(TOPIX)の算出にあたり、発行済み株式数ではなく浮動株の割合で修正した指数を提供している。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2007年)

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大辞林 第三版の解説

ふどうかぶ【浮動株】

安定した株主をもたず、相場の変動によって、常に売買されている株。浮き株。 → 固定株

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

浮動株
ふどうかぶ
floating stock

常に市場売買され流動している株式。固定株,安定株に対し,安定した所有者をもたず,投機的利益を得るために売買されているため,株式の相場も浮動しやすい。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ふどう‐かぶ【浮動株】

〘名〙 売買差益を得るために常に市場で売買されていて、安定した所有者をもたない株。浮き株。⇔固定株。〔最新現代語辞典(1933)〕

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