浮沈子(読み)ふちんし

百科事典マイペディア 「浮沈子」の意味・わかりやすい解説

浮沈子【ふちんし】

パスカルの原理を利用した玩具。ガラス円筒に水をみたし上をゴム膜でふさぎ,中に一端を閉じた小ガラス管に空気を入れ開放端を下にして浮かべる。ゴム膜を指で押すと圧力のため小ガラス管に水が浸入し,浮力が減って沈下する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 パスカル 原理

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android