浮蓴(読み)うきぬなわ

精選版 日本国語大辞典 「浮蓴」の意味・読み・例文・類語

うき‐ぬなわ‥ぬなは【浮蓴】

  1. 〘 名詞 〙 浮いているじゅんさい。心の動揺することのたとえに使われる。うきねなわ。
    1. [初出の実例]「吾が心ゆたにたゆたに浮蓴(うきぬなは)辺にも沖にも寄りかつましじ」(出典万葉集(8C後)七・一三五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android