日本大百科全書(ニッポニカ) 「海山脈」の意味・わかりやすい解説 海山脈かいざんみゃくseamount range 海山が互いに麓(ふもと)を接し合って、長くほぼ線状に並んだ海底地形の一つ。同じようにほぼ線状に並んでいても、麓が接し合わず、孤立度が高い場合は海山列seamount chain、また海山が密集していて線状をなさない場合を海山群seamount groupとよび、区別している。しかし、実際の海底地形では典型的なものが少なく、そのどれに相当するかを決めるのは容易ではない。[安井 正] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「海山脈」の解説 海山脈 海山が互いに麓を接しあって,長くほぼ線状に並んだ海底地形をいう.孤立している場合には海山チェイン(seamount chain),線状でない場合には海山群(seamount group)という. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報