浸潤の譖(読み)しんじゅんのそしり

精選版 日本国語大辞典 「浸潤の譖」の意味・読み・例文・類語

しんじゅん【浸潤】 の 譖(そしり・しん)

  1. ( 「論語顔淵」の「浸潤之譖、膚受之愬不行焉、可明也已矣」による ) 水が物にしだいにしみ込むように、すこしずつ讒言(ざんげん)して人をおとし入れること。
    1. [初出の実例]「剰暢讒口之舌、巧吐浸潤(シンジュン)之譖(シン)」(出典太平記(14C後)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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