消え侘ぶ(読み)キエワブ

デジタル大辞泉 「消え侘ぶ」の意味・読み・例文・類語

きえ‐わ・ぶ【消え×侘ぶ】

[動バ上二]恋などのため、死ぬほどにつらく思う。
「―・びぬうつろふ人の秋の色に身をこがらしの森の白露」〈新古今・恋四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「消え侘ぶ」の意味・読み・例文・類語

きえ‐わ・ぶ【消侘】

  1. 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 消えてほしいものが消えないために思い悩む。また、消え入るほどに、つらく悲しく思う。
    1. [初出の実例]「床の霜枕のこほり消侘ぬむすびもおかぬ人の契りに〈藤原定家〉」(出典:新古今和歌集(1205)恋二・一一三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む