消残る(読み)ケノコル

デジタル大辞泉 「消残る」の意味・読み・例文・類語

け‐のこ・る【消残る】

[動ラ四]消えないで残る。
「この雪の―・る時にいざ行かな山橘やまたちばなの実の照るも見む」〈・四二二六〉

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精選版 日本国語大辞典 「消残る」の意味・読み・例文・類語

け‐のこ・る【消残】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 消え残る。消えないで残っている。
    1. [初出の実例]「この雪の消遺(けのこる)時にいざ行かな山橘の実の照るも見む」(出典万葉集(8C後)一九・四二二六)

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