液性指数(読み)えきせいしすう

最新 地学事典 「液性指数」の解説

えきせいしすう
液性指数

liquidity index

自然状態の細粒土の含水比をその土のコンシステンシーとの関係で表したもので,IL=(WnWp)/(WLWp)=(WnWp)/Ipで表される。ここに,Wn:自然含水比,Wp:塑性限界,WL:液性限界,Ip塑性指数である。堆積初期の未圧密~正規圧密粘土では自然含水比が大きく,ILは1に近い。過圧密粘土や乾燥状態にある土ではIL=0あるいはIL<0となることもある。スカンジナビア諸国でみられるクイッククレイや日本の完新世の海成粘土のなかにはIL>1となり,圧縮性が高く,練返しや衝撃によって著しく強さが低下する非常に鋭敏なものがある。これらの粘土は河川水の塩分溶脱作用により液性限界が低下したためと考えられている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 IL 桑原 黒田

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む