淡路常磐草(読み)あわじときわぐさ

日本歴史地名大系 「淡路常磐草」の解説

淡路常磐草(常磐草)
あわじときわぐさ

八巻八冊 仲野安雄著

成立 享保一五年 重修本宝暦八年

原本 洲本市立淡路文化史料館仲野文書

解説 淡路郷土史研究の源泉とされている地誌。享保一五年に成立後宝暦八年に大改訂し「重修常磐草」完成。巻一に一般的歴史的事項、巻二以下で郷別村浦ごとに特記事項を記述、考証博く文章簡潔で、淳仁天皇陵・延喜式内社古蹟地決定の参考史料となった。本書を補うものとして明和六年から安永三年までを記述した「常磐草後付」がある。

活字本 平成一〇年「重修淡路常磐草」

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む