日本歴史地名大系 「深井城跡」の解説 深井城跡ふかいじようあと 千葉県:流山市西深井村深井城跡[現在地名]流山市西深井西深井の北部にあったと考えられる戦国期の平山城。当地は中世末期には小金(こがね)城(現松戸市)に拠った高城氏の所領の北限にあたったと考えられる。高城氏伝(東葛飾郡誌)には「天正十壬午年十一月十六日高城下野守胤長卒去(中略)、子息千代十二歳後見阿孫子丹後守、高城筑前守、安蒜伊予守」とあり、さらに「伊予守者同郡深井城主」とみえて当城の存在がうかがえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報