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平山城 ひらやまじろ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

平山城
ひらやまじろ

城地の地形による分類の一形態。独立丘陵,小山または連山の峰とその山麓一帯に構築物が設けられた城。山や丘の高さには明確な基準はない。典型的な例は,姫路城松山城などで,通常は山上に本丸,山麓にかけて諸郭が造られた。近世大名の居城が多い。 (→平城 , 山城 )  

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デジタル大辞泉の解説

ひらやま‐じろ【平山城】

平野部にある丘陵を利用して本丸を築き、周囲外郭を設けた城。

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百科事典マイペディアの解説

平山城【ひらやまじろ】

戦国期以降の築城形式の一種。中世には山城(やまじろ)が多かったが,領国支配のための政治的要請,戦闘の変化(鉄砲を用いた集団戦)などから,領国の中心の平野の見通しの良い丘陵上に築かれるようになった。
→関連項目小田原城川越城韮山城平城山城

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大辞林 第三版の解説

ひらやまじろ【平山城】

築城形式の一。地形の高低が守城戦に有利になるように設計され、丘・台地などに築かれた城。 → 平城山城

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世界大百科事典内の平山城の言及

【城】より

…また,居住施設としての比重の高い(たて)や環濠集落,あるいは城壁で囲まれた都市を含める場合もあるが,その場合は城郭や城館という語を用いた方がよい。【村田 修三】
【古代】
 古代の城柵は7世紀中ごろの天智朝以前の神籠石(こうごいし)と,天智朝に唐や新羅に対する防備のため対馬の金田城,讃岐の屋島城をふくむ九州から大和にまで築いた城,8世紀の怡土(いと)城などの西国の防御的な山城(さんじよう∥やまじろ)と,8,9世紀に東北経営の拠点として築いた平城(ひらじろ)または平山城(ひらやまじろ)に分けることができる。 天智朝の百済人の指導による築城は,実戦的に防御正面に急峻な地形を選び,その背後に山稜がめぐる谷をとりいれた楕円形の平面をもち,山稜を石垣や土塁でつないでその間に数ヵ所の城門を配している。…

※「平山城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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