深谷新田(読み)ふかやしんでん

日本歴史地名大系 「深谷新田」の解説

深谷新田
ふかやしんでん

[現在地名]上越市三ッ橋みつはし

三ッ橋村の北に位置する同村枝郷。蓮浄寺本天和三年郷帳によると高三〇石九斗余。近世末には高田藩預所。用水中江なかえ用水に依存し、同用水の荒屋あらや堰維持のための諸入用として嘉永二年(一八四九)には水掛高二四石四斗余に対し永二四文四分を負担した(同年「荒屋堰取繕諸入用割賦帳」明治大学刑事博物館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android