清三(読み)せいざ

精選版 日本国語大辞典 「清三」の意味・読み・例文・類語

せいざ【清三・清左】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「清三郎」の略 ) 清酒をいう、人形浄瑠璃社会の隠語文楽では「せざ」、寄席芸人は「せい」ともいう。
    1. [初出の実例]「清左(セイザ)なら我等も気有。二三升取て来ましょ」(出典:浄瑠璃・弓勢智勇湊(1771)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む