清浅(読み)せいせん

精選版 日本国語大辞典 「清浅」の意味・読み・例文・類語

せい‐せん【清浅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 水などの清らかで浅い流れ。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「洞中には清浅たり瑠璃の水〈慶滋保胤〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔謝霊運‐従斤竹澗越嶺渓行詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「清浅」の読み・字形・画数・意味

【清浅】せいせん

水が清く浅い。宋・林逋〔山園小梅、二首、一〕詩 衆して、獨り暄(けんけん) 風を占め盡して、小園に向ふ 疎影斜して、水淺 動して、

字通「清」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android