清算主義(読み)せいさんしゅぎ(その他表記)likvidatorstvo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「清算主義」の意味・わかりやすい解説

清算主義
せいさんしゅぎ
likvidatorstvo

ロシア社会民主党の党内闘争において,ボルシェビキがメンシェビキに加えた批判の基軸をなすもので,おもに 1905年以後のメンシェビキに現れた傾向をさす。それは強化される弾圧のなかで,いかにして党と革命勢力を維持していくかという問題をめぐって発生したものであり,党を非合法,地下組織として維持することを解消し,ブルジョア政党と結合した広範な労働運動の組織化と,議会内闘争の展開を主張するものであった。ボルシェビキは,このようなメンシェビキの方針に対し,過去の成果を清算するものだとして,清算主義という批判を与えた。これを境にボルシェビキとメンシェビキの対立は,戦術問題にまで及び,結局は両派の対立が,革命観,革命論総体にわたるものであることが明らかとなった。

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