渇に臨みて井を掘る(読み)かつにのぞみていをほる

精選版 日本国語大辞典 「渇に臨みて井を掘る」の意味・読み・例文・類語

かつ【渇】 に 臨(のぞ)みて井(い)を掘(ほ)

  1. 必要に迫られてから急に準備しても間に合わないことのたとえ。軍(いくさ)見て矢をはぐ。盗人を捕えて縄をなう。
    1. [初出の実例]「臨終には何事をかすべきとて、或は念仏、或は真言、時にのぞみて思ひわづらふ。誠に渇にのぞみて井をほるが如し」(出典:貞享版沙石集(1283)一〇)
    2. [その他の文献]〔説苑‐奉使〕

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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