渡世間に鬼はない(読み)わたるせけんにおにはない

精選版 日本国語大辞典 「渡世間に鬼はない」の意味・読み・例文・類語

わたる【渡】=世間(せけん)[=世界(せかい)]に鬼(おに)はない

  1. この世の中には無情の人ばかりではなく、慈悲深く人情に厚い人がどこにも必ずいるということ。
    1. [初出の実例]「渡る世間に鬼はないと、今のお人が早速に取次をしてくれるやうでは」(出典:歌舞伎・五十三駅扇宿附(岡崎の猫)(1887)六幕)

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