渡辺庄三郎(読み)ワタナベ ショウザブロウ

20世紀日本人名事典 「渡辺庄三郎」の解説

渡辺 庄三郎
ワタナベ ショウザブロウ

明治〜昭和期の画商,木版摺師



生年
明治18(1885)年6月2日

没年
昭和37(1962)年2月14日

出生地
茨城県

経歴
明治28年上京、35年小林文七の輸出店に入り、足立良弼に古版画を学ぶ。39年版画店尚美堂を、42年渡辺版画店を創立。輸出用新版画制作のほか橋口五葉・伊東深水・川瀬巴水らに原画を依頼し新版画を制作した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺庄三郎」の解説

渡辺庄三郎 わたなべ-しょうざぶろう

1885-1962 明治-昭和時代の画商,版元
明治18年6月2日生まれ。39年版画店尚美堂,42年渡辺版画店を創立。橋口五葉,伊東深水,川瀬巴水(はすい)らに原画を依頼して新版画を制作した。昭和37年2月14日死去。76歳。茨城県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android