温藉(読み)オンシャ

デジタル大辞泉 「温藉」の意味・読み・例文・類語

おん‐しゃ〔ヲン‐〕【温×藉】

[名・形動]あたたかく、心が広いこと。また、そのさま。蘊藉うんしゃ
「その怨み方が―でなく感情の露骨なのを非難する」〈佐藤春夫晶子曼陀羅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「温藉」の意味・読み・例文・類語

おん‐しゃヲン‥【温藉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) あたたかく心がひろいこと。また、そのさま。蘊藉(うんしゃ)
    1. [初出の実例]「王・孟・韋・柳の体、〈略〉温藉含蓄を主として詳密富贍を好まず」(出典:淡窓詩話(19C中)下)
    2. [その他の文献]〔漢書‐薜広徳伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む