最新 地学事典 「準三次元帯水層系モデル」の解説
じゅんさんじげんたいすいそうけいモデル
準三次元帯水層系モデル
quasi three-dimensional aquifer model
地下水数値モデルの一種。ハンタッシュの漏水理論に従い,主帯水層の流動を水平方向の二次元流とし,加圧層を通した帯水層間の漏水を考慮した流動モデル。地盤沈下現象を対象とした問題に適している。漏水量は隣接する帯水層間の水位差と漏水係数から算出するか,加圧層内の一次元地下水流動方程式を解くことで算定する。後者の方法では,粘土層からの絞出し量も計算できるので,地下水流動と地層の圧密変形を同時に扱うことが可能。
執筆者:宮崎 憲二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

