漏水(読み)ロウスイ

精選版 日本国語大辞典 「漏水」の意味・読み・例文・類語

ろう‐すい【漏水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 水がもれること。また、その水。みずもり。
    1. [初出の実例]「鼎湖隔雲。漏水屡滴」(出典本朝文粋(1060頃)一四・朱雀院四十九日御願文〈大江朝綱〉)
    2. [その他の文献]〔隋書‐天文志上〕
  3. ろうこく(漏刻)」のこと。また、それからしたたる水。
    1. [初出の実例]「於侍従殿、始置漏水、糾院外漏刻之誤」(出典:日本文徳天皇実録‐天安二年(858)五月癸亥)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「漏水」の読み・字形・画数・意味

【漏水】ろうすい

漏刻の水。

字通「漏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android