デジタル大辞泉
「滝の糸」の意味・読み・例文・類語
たき‐の‐いと【滝の糸】
滝の水が筋をなして落ちるようすを、糸が垂れ下がるのに見立てていう語。滝の白糸。
「流れくるもみち葉見れば唐錦―もて織れるなりけり」〈拾遺・冬〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
たき【滝】 の 糸(いと)
滝の水が筋になって落ちる
様子を糸のたれ下がるさまに見たてていった語。
※
貫之集(945頃)二「流れくる紅葉ば見れば唐錦たきのいとして織れるなりけり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報