デジタル大辞泉
「漁り」の意味・読み・例文・類語
いさり【▽漁り】
《動詞「いさ(漁)る」の連用形から。古くは「いざり」》
1 魚や貝をとること。すなどり。りょう。
「沖つ波辺波静けみ―すと藤江の浦に舟そ騒ける」〈万・九三九〉
2 「漁り火」の略。
「ひさかたの月は照りたり暇なく海人の―は灯し合へり見ゆ」〈万・三六七二〉
すな‐どり【▽漁り】
[名](スル)
1 魚や貝をとること。すなどること。「漁り船」
2 漁を業とする人。漁夫。漁師。
あさり【▽漁り】
1 探し求めること。「資料漁り」
2 えさを探すこと。また、魚介類をとること。
「―する海人の子供と人は言へど見るに知らえぬうま人の子と」〈万・八五三〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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