デジタル大辞泉 「漏く」の意味・読み・例文・類語 く・く【▽漏く】 [動カ四]漏れる。間をくぐり抜ける。「春の野の繁み飛び―・く鶯うぐひすの」〈万・三九六九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「漏く」の意味・読み・例文・類語 く・く【漏】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 くぐる。間をくぐりぬける。もれる。[初出の実例]「我が手俣(たなまた)より久岐(クキ)し子ぞ」(出典:古事記(712)上)「あしひきの山辺に居ればほととぎす木の間立ち久吉(クキ)鳴かぬ日はなし」(出典:万葉集(8C後)一七・三九一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例