演算処理装置(読み)えんざんしょりそうち(その他表記)processing unit

知恵蔵 「演算処理装置」の解説

演算処理装置

命令を解読し、演算を行う装置で、コンピューターの中心的な構成要素。コンピューターの頭脳にあたる。コンピューターが大きな部屋いっぱいに設置されていた頃は、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)と呼ばれたが、小型化が進んで、現在はマイクロ処理ユニット(MPU:Micro Processing Unit)と呼ばれる。算術論理ユニット(ALU:Arithmetic Logic Unit)、各種レジスターやカウンター、命令解読と実行制御をつかさどる装置で構成される。

(星野力 筑波大学名誉教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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