漕往ぬ(読み)こぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「漕往ぬ」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐・ぬ【漕往】

  1. 〘 自動詞 ナ行変 〙 ( 「こぎいぬ」の変化した語 ) 舟を漕いで行ってしまう。
    1. [初出の実例]「暁(あかとき)のかはたれ時に島陰(しまかぎ)を己枳爾(コギニ)し船のたづき知らずも」(出典万葉集(8C後)二〇・四三八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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